俳句について その8
私の俳句の勉強法は、他人の俳句を批評してみることである。
ネット上にも色々の「ネット句会」があって、投稿された句を見る
ことができる。 プロの俳人の句が上手なのは当たり前であり、
いわゆるアマの句が、私の批評の対象に値するのである。
アマでも中には「これは上手い」と感心する俳句がたまにはある。
それも自分の俳句作りに大いに参考になる。
私は「伊藤園お~い お茶 !! 新俳句大賞」の大ファンである。
いつも、この入賞句を自分なりに批評をしてみる。
このとき、本人のコメントとか、審査員の批評は初めに読まない。
もちろん入選句だから、みんな素晴らしく、ケチのつけようがない
のではあるが、作者の思いに入り込んでみたり、どこが高評価
になったのかとか、もしかしたら、こうするともっと良くなる、とかを書く。
そして後から、作者のコメントや審査員の「誉め言葉」を読む。
これがズバリ当たっていると大変に嬉しいし、自分の気が付か
なかったことが書いてあれは、これもまた勉強になる。