俳句について その6
私も、もちろん最初は芭蕉そして、子規の句が好きで憧れました。
今でもこのようないわゆる伝統的俳句にしがみついている人は、
いっぱいいます。 たとえばプレバトの梅沢さんのように。
さらには井泉水、放哉、山頭火などの自由律も好きになりましたし、
草田男、楸邨、波郷などの人間探求派も好きになりました。
いわゆる現代俳人と呼ぶのはどのあたりからなのか
よくはわかりませんが、兜太以降、かなり感覚的にも新しい時代が
来ているという感じがします。
口語体で、しかも現代語、流行語、若者語を織り交ぜて、率直に
心の内を表現する俳句が大衆に受け入れられる世が来ている
という気がしています。
その代表格が「伊藤園お~い!お茶新俳句大賞」だと思います。
「俳句甲子園」なども、この傾向をさらに推し進める存在です。
私もこういう新しい俳句に親しみを感じますし、自分の感性に合って、
いるという気がしています。